日本電機産業株式会社とは?会社の概要や取り扱うキュービクルの種類について解説

日本電機産業株式会社は、1942年に大阪府大阪市で創業した企業です。長い歴史を有しており、キュービクル業界に大きく貢献しています。

この記事では、日本電機産業株式会社の概要について詳しく解説します。取り扱っているキュービクルの特徴についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

日本電機産業株式会社の概要

会社名日本電機産業株式会社
創業1942年7月
取締役社長出水悠介
本社〒530-0003大阪府大阪市北区堂島1丁目3番18号
事業内容キュービクル(高圧受電設備)の 製造・販売
主な納入先丸大食品株式会社、佐川急便株式会社、株式会社ラウンドワンなど
公式https://www.nihondenkisangyo.jp/

日本電機産業株式会社は、キュービクル(高圧受電設備)の製造・販売に特化した企業です。大阪府大阪市に本社を置いており、東京都にも営業拠点を置いて活動しています。

日本電機産業株式会社の強みは、大手企業にも納入した実績を持つ点です。佐川急便やラウンドワン、ホームセンターコーナンなど有名企業にもキュービクルを納入した実績を持ちます。

日本電機産業株式会社のキュービクル

ここからは、日本電機産業株式会社が提供しているキュービクルについてご紹介します。

キュービクル:F1

増設用(PF-S)に適している1面タイプのキュービクルです。受電(CB)盤用のキュービクルとしても適しています。

最大収納変圧器は150kVAまでです。外形寸法は、幅800mm・奥行1,250mm・高さ2,255mmとなります。

キュービクル:MP8

受電用・コーナー形(PF-S)に適しているキュービクルです。設置面積が少ない省スペース設計なので、有効的に設置場所を使用できます。最大200kVAまで組み合わせ自由なコーナータイプです。

最大収納変圧器は200kVA、外形寸法は幅1,600mm・奥行950mm・高さ2,250mmです。

キュービクル:K1

受電用(PF-S)に適しているスタンダードタイプのキュービクルです。3方向開きの標準経済型となっています。

最大収納変圧器は200kVA、外形寸法は幅1,600mm・奥行950mm・高さ2,250mmです。

キュービクル:A1

受電用(PF-S、CB)に適しているキュービクルです。変圧器の組合せが自由な経済型の設計となっています。

PF-S形用の最大収納変圧器は250kVA、CB形の最大収納変圧器は150kVAです。外形寸法は、PF-S形用・CB形用ともに幅1,600mm・奥行1,400mm・高さ2,300mmとなっています。

キュービクル:MP20

受電用・コーナー形(PF-S)に適しているキュービクルです。最大300kVAまで組み合わせが自由で、設置面積の少ない省スペース設計なのも特徴です。

最大収納変圧器は300kVA、外形寸法は幅1,800mm・奥行1,050mm・高さ2,250mmとなっています。

キュービクル:B66

受電用(PF-S、CB)に適しているキュービクルです。3面形にも匹敵するほどの収納力を有しており、変圧器のバンク数が多いときなどに役立ちます。

PF-S形用の最大収納変圧器は300kVA、CB形の最大収納変圧器は350kVAです。外形寸法は、PF-S形用・CB形用ともに幅1,900mm・奥行1,800mm・高さ2,300mmとなっています。

キュービクル:ND3

受電用(PF-S、CB)に適しているキュービクルです。3面が一体構造となっており、容易に搬入できます。

豊富なオプションにも対応しており、将来増設をしたい場合にも簡単に設計可能です。最大収納変圧器は350kVAとなっています。外形寸法は、幅1,900mm・奥行1,800mm・高さ2,300mmです。

キュービクル:ND5

受電用(PF-S、CB)に適しているキュービクルです。多面形に対応しており、大容量の変圧器収納キュービクルのベースとなる構造となっています。

豊富なオプションにも対応しており、増設も容易な設計なのも特徴です。最大収納変圧器は650kVAとなっています。外形寸法は、幅3,800mm・奥行1,900mm・高さ2,300mmです。

まとめ

この記事では、日本電機産業株式会社の概要と提供されているキュービクルの特徴について解説しました。日本電機産業株式会社は、キュービクルの製造・販売を専門に取り扱っており、長い歴史を有する企業です。

キュービクルに関しても、PF-S形・CB形それぞれに適したものが用意されており、外形寸法や最大収納変圧器にもさまざまな種類があります。知名度のある有名企業にキュービクルを納入した実績を持っているのも特徴です。

ただし、キュービクルを取り扱っている企業は複数あります。この記事でご紹介した内容を参考にしつつ、ほかの企業と比較した上で導入をご検討ください。

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